日 時 | 2015年11月11日(水) 16:00 |
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講演者 | 小池誠一博士 |
講演者所属 | Max Planck Institute for Biophysical chemistry, Neurobiology |
場 所 | 山手3号館2階西大会議室 |
お問い合わせ先 | 富永真琴(#5286) |
要旨 |
細胞内のオルガネラ間では輸送小胞を介した物質や情報のやり取りがさかんに行われている。では、これらの小胞はどのように目的のオルガネラまで正しく送り届けられるのだろうか?それぞれの小胞膜上に「宛先」として働く分子があると考えられているが、これまで、実際にどの分子が「宛先」として機能しているのかはっきりしていなかった。そこで、私たちは、「宛先」の候補分子を発現させることで輸送小胞に見立てたプロテオリポソームを生細胞内に導入し、それらの挙動を追うことで、小胞輸送の特異性を決めるメカニズムの解明を試みている。本セミナーではこれまでに得られた結果を紹介したい。 |