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共同利用研究

Joint Researches

超高圧電子顕微鏡 共同利用実験 2014年度

生理学研究所では大型設備として国内唯一の医学・生物学専用超高圧電子顕微鏡(H-1250M)を設置し、これを用いた共同利用実験を国内外から募集し実 施している。加速電圧1000kVの超高圧電子顕微鏡は分解能が高いことに加えて、数ミクロンを越える細胞のより深部まで観察することができるため、神経 細胞の形態観察やトモグラフィーによる細胞内器官の三次元構造解析などを行うことができる。現在この特徴を生かして、「生体微細構造の三次元解析」「生物 試料の高分解能観察」「生物試料の自然状態における観察」の3つのテーマで共同研究を推進している。運用開始以来全利用日数の大半を所外からの研究者が使 用しており,1,000 kV級超高圧電子顕微鏡の医学生物学領域における国際センター的な役割を果たしている。2013年度も海外からの3件を含む17件の課題が採択され実施さ れている。2012年度にはデジタルカメラが導入され、電子線トモグラフィーによる生体組織の立体再構築が短時間で行えるようになった。

(1)生体微細構造の三次元解析
(2)生物試料の高分解能開発
(3)生物試料の自然状態における観察

2014年度採択表

No. 研究課題名 氏  名
1 バクテリアクロモソームDNAのストレスによる立体構造変化の解析 金子 康子
埼玉大・教育
2 網膜神経節細胞間の電気シナプスの機能と三次元形態構造の対応 日高 聡
藤田保健衛生大・医
3 副腎皮質ステロイドホルモンの生成および分泌に関わる微細構造の細胞化学的研究 野田 亨
藍野大・医療保健
4 原生生物等の細胞内共生生物と染色体の微細構造解析 洲崎 敏伸
神戸大院・理
5 酢酸菌の合成するセルロースフィブリルの3次元構造解析 峰雪 芳宣
兵庫県立大院・生命理学
6 嗅覚系新生ニューロンの遊走・分化過程における形態変化の三次元微細構造解析 樋田 一徳
川崎医科大・解剖学
7 コンピュータトモグラフィー法によるラット脊髄神経化学解剖の3D解析 坂本 浩隆
岡山大院・自然科学
8 超高圧電子顕微鏡を用いた細胞骨格・オルガネラ・細胞壁ダイナミクスの解析 唐原 一郎
富山大院・理工
9 Herpes simplex virus(HSV) cell interactions RIXON, Frazer John
MRC University of Glasgow・Centre for Virus Research

過去の採択一覧・成果

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